☆とと様との出会い☆

 

〜きっかけは別れから〜

 

8月14日のコトでした、現ととママが愛してやまないシマリスの「なな」が他界しました。

原因は、暑さによる「熱中症」。あろう事か、エアコンが”OFF”になってしまっていたのです。

その日は奥多摩まで遊びに出かけてしまっていたので、帰ってきて愕然となりました。

なぜエアコンがOFFになったか?、、、我が家は母屋と離れになっていて、その離れで私たち

二人は生活していました。全く別の電気配線なら良かったのですが、ブレーカーは一カ所。

母屋でどうやら電気オーブンを使った際、一度ブレーカーが落ちたよう。

オーバーロード、、、、こわいですね。でも、だれも電気オーブンを使った人を責められません。

私たちが、もっと涼しいところにおいておけば良かったことなのですから。

 

不注意で、愛しの「なな」を死なせてしまい、一夜明けて、ととママとお話ししました。

「やっぱり、一人で居るのは寂しい」

と。

現在妊娠中のととママの負担にならず、克、子供が生まれた際、厄介者にならない存在に、、、

かなりのHPを参考に、いろいろ考えました。

大型獣は世話に大変なパワーが必要な上、ゴールデンレトリバーの玲音(れいん)君もいるし。

やはり、小動物か、、、しかし、シマリスやハムスターは後に子供に影響が出ないともいえないし。

(現に非常に良く噛まれた経験がある。ベットの枕元にゲージをおいていたが、朝痛みで起きると

ゲージにふれていた指から血が出ていたり。。。)

鳥類は論外で父親が多く飼育している上、感染症も恐い。

 

ウサギかフェレット。

ここに到着。しかし、ウサギも少し恐い。齧歯類は何でもかむ。(フェレもそうだがちゃんと学習する

ようだ。現に「とと様」は手を攻撃することはするが、未だ血が出るほど噛むことはしない。というか

食い込むほど強い力で噛むことは今のところ傾向すらない。おもちゃには一生懸命だが、、、)

 

だからといって、安心しているわけではない。子供が生まれてからはかなり大変になると思う。

動物を飼うと言うことは行動を「管理」すると言うこと。産まれてきた子供が、「とと様」を怖がってしまうようで

はいけないと思うし、怪我をさせるなんて論外だ。

この点に関してはととママの決意が必要だと思った。

いくらなんでも、途中で手放したり、死なせたりするわけにはいかない。

子供を優先させなければいけないのだから、その約束を取り交わした。

「子供も、フェレも蔑ろにしない」約束。何があっても面倒を見ること。私も協力するがメインはととママ。

 

次の日にペットショップを回ることにし、就寝。

 

 

〜「とと様」との出会い〜

 

8月16日、「とと様」との出会いまではなかなか険しい道のりだった。

最初は、余り遠くに行っても、どうか?と言う頭が私には有ったのも事実。

近場のペットショップから廻り始めたのだが、どこも生体を選べる環境ではなかったし、扱いも雑であった。

私自身もここでは絶対買いたくない!と思った店舗も中にはあった。

10件ほど廻ったところで、前日に調べた「熱帯倶楽部」へ着いた。HPにはフェレが居るかどうかまではわからな

かったのだが、支店にフェレ専門店も有るというので、ダメ元で川口まで脚を伸ばしたのだ。

圧倒された。お店の前には猛禽類が、、、、店舗に入るとフェレットが今まで見たことのない頭数(本数?)

居たのだ。少々お高いアンゴラ(w からリーズナブルなものまでいっぱいいる。 なんだここは?という感じで

圧倒されっぱなしだった。(涙

このお店まで、このような所に巡り逢って居なかったのも手伝って「ここならいる!」と確信した。

何本か抱かせて頂き、ととママのトートに潜り込んだヤツがいた。しかもそのまま落ち着いて出てこようとしない。

”こいつか?”

運命的な出会いは確か「なな」の時もした気がする。 なんだかデジャブである。

ちょうどその時、私の首筋にも昇ってきた子が一本いた。こいつもなかなか捨てがたかったのだが、、、、

潜り込んできた子に決定し、必要部材をそろえる。結構な金額。まぁ、犬を買うよか安いが、近い金額。

ショップの遠山さんにおすすめで部材も全て決定。 まぁ、始めて飼うのですからお任せもとうぜんなのだが

遠山さんのオーラ(フェレに対する愛情)が私を感動させたからという理由もある。

(遠山さーん! とと様は元気いっぱいで走り回って、寝て、食べて、トイレしてますぞ〜!(w)

お迎えするにあたって、いくつも条件があった。まず、かみぐぜ。これが一番やっかいだとおもっていたが、運良く

こんなに”噛まない”子をお迎えできたのである。

遠山さんお墨付き。太鼓判まで押されて。

ベビーと言うには少々大柄な子になったのにはここにある。ベビーだとかみぐせが未知数になってしまうからと

いうのが一番。生後5,6ヶ月の子ならば、かみぐせも固定されていると思っていたからである。

 

〜そして家へ〜

 

さっそく放牧したかったのだが、なんせ狭い部屋でごっちゃごっちゃしている。放牧できるはずもなく、いそいで

ゲージを組み立てる。

が、問題発生。

ゲージ、作り方が全て英語である! フンイキで組み立てることになった。

中2階が付いていたが、トイレとハンモックの邪魔になるので排除。

簡単にとれると思われたが、ラジオペンチ2本とマイナスドライバーでこじりながらなんとか排除。

入り口の向きを間違えて一回ばらしてまた組み立てて、、、

と、悪戦苦闘2時間の末 ”完成”

そうだ、こいつには名前がまだ無かった!と、ととママと今度は名前で難儀し始めた。

いろいろ候補はあるものの、なかなか「これ」というのがない。

前の子が「なな」なので、同音2回繰り返しが呼びやすいかとおもいつつ、いろいろ考えていると、、、、

あ、これ?

ってところで 「とと」 になった。 それは古代エジプトの知徳の神、トトから引用してみた。

決定。して遠山さんにTEL。休憩中らしいので名前だけ伝えて 切。

 

以後、現在に至る。

放牧用の「囲」制作談もあるのだが、此は後日UPすることにして。

 

寝る!

2004.08.25 am:03.18

by ”ととパパ”こと 紫苑